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2005年11月27日 (日)

田舎の映画館

 今年6月に今流行りのシネコン、TOHOシネマズ二条がオープンした。
 先日初めてそこで「ALWAYS 三丁目の夕日」を観た。映画館全体が清潔できれいであり、座席配置がゆったりしている。そして、スクリーンが見やすく音響効果もよかった。以前の映画館に比べいい事ずくめの感である。
 昨日は娘の誘いで「私の頭の中の消しゴム」を三人で観た。よみうりテレビの「Pure Soul~君が僕を忘れても~」のリメイク版だが、ソン・イェジンは永作博美より可愛かった。

 テレビが家庭に入る直前の昭和30年代の初め映画は全盛期だった。
 京都から汽車で一時間の田舎町の私の故郷にも一軒の映画館があった。父が勤務から帰ってきて食事を終えた後、父母兄私の五人、時には近所の一家と一緒に歩いて5分程の映画館によく出かけた。いつも畳敷きの2階席だった。お菓子を買って映画館へ向かう光景は残っているが、家に帰る記憶は残っていない。多分いつも途中で眠ってしまったのだと思う。東映の時代劇、日活アクションが多かった。
 小学生の頃は怪獣映画を中心に、吉永小百合、浜田光夫等の日活青春映画、植木等や谷啓の喜劇、東映の漫画等を友達とよく見に行った。
 汚い映画館だったが、子供の頃の私にとっては楽しみの一つを与え続けてくれた。
 そんな映画館も私が中学生になった頃には休館状態となり、たしか「黒部の太陽」の上映を最後に廃館になったと思う。
 その後、時々京都で少し緊張しながら映画を観たが、大学生になるまでは私の映画空白期間となった。

 幼少の頃に見た映画はストーリーは記憶に残っていないが、断片的なシーンは残っている。~ジャックナイフが出てきたよ~の石原裕次郎の「錆びたナイフ 」等主題歌と共に断片的なシーンが残っているものがある。その中の一つ~おい ら岬の 灯台守は 妻と二人で ~と共に波しぶきのシーンが残っている「喜びも悲しみも幾歳月」が29日にNHKBSで放映される。記憶の糸を辿ってみたい。

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